夏野菜の季節となりますが、食卓に彩りを添えてくれるのがトマトです。
煮てもよし、サラダをはじめ、生で食べてもよし。
そこで、トマトのおすすめの道具をご紹介します。
まずは、トマトの皮を剥く
リッターのトマトピーラーです。
こちらはギザギザの波刃が、皮にくっ付いていく、食い込んでいくので、滑らず軽快に剥けて行きます。
当社のスタッフも試しに使ってみると、その剥きやすさに驚いていました。
「たかをくくっていたけど、専用の道具は違う。」
こちらの道具は、手の中に納まるコンパクトなサイズで収納場所を取らないものの手と一体になって働いてくれます。
キウイや桃にもご利用いただけます。
切れ味が良いばかりか、このサイズ感で気軽に使えるのが特徴で、姉妹品の
リッターの皮むき器も長年にわたり支持されています。
そして、もう一つが、アイザワのトマトナイフです。
こちらもギザギザの波刃がついて、皮をしっかりとらえて、皮のままでも綺麗にスライスできます。
こちらも試してみましたが、刃が細身なので、薄く切る上では、比較的コントロールしやすく、繊細に扱える印象です。
また、切った後に、細身であることで、刃表面にトマトがくっ付いてしまうことはありません。
包丁を扱う感覚ではなく、上記のピーラーを扱うような気軽な感覚で使えそうです。
研ぐことはできませんが、トマト専用に使用いただけば、末永く使用できるとは思います。
先日朝日新聞の書評で『〔ポケット版〕「暮しの手帖」とわたし』(大橋鎭子著)が紹介されていました。
そこには、ひとりひとりが、自分の暮らしを大切にしなかったから日本は戦争をしたのだと語られていました。
そして、戦争をしないような世の中にするため「暮らし」を大切にするという
理想をもとに出版社を立ち上げた経緯が綴られていました。
その暮らしを大切にすることの一つが、トマトの皮を剥いたり、トマトをスライスすることとも重なりました。
それは、丁寧に調理すること、本来の道具の用途にあった正しい使い方をすることとも言えるでしょうか。
その時、心が落ち着くといいますか、心が平和になれるように感じます。
この季節、彩り豊かで瑞々しいトマトを道具とともにお楽しみ下さい。