実店舗で評判の良い日本製のしゃもじをご紹介します。スプーンのように深みのある形状が特徴です。
こちらを開発したのが、表面に凹凸のあるマジックしゃもじを開発した新潟県燕(つばめ)市の
曙(あけぼの)産業さんです。
発売以来、売上は3000万本を突破とのことですが、類似品も数多く出ていますので、
本家のものが分かりづらくなっている状況かもしれません。


ご本家のものは、改良が進んでいまして、ダブルエンボス加工となっています。
こちらを良く見ていただくと、樹脂表面に凹凸があるだけではなく、
その凹凸の全面にも、さらに微細な凹凸を設けています。二重に凹凸が付いているのです。
このため、ご飯粒と樹脂表面の接触面がきわめて小さくなります。
さらに、表面の凹部には蒸気や水分が入り込み易く、かつ残留しやいように設計されています。
その結果、ご飯がこびりつきません。

そして、従来のヘラのように平らになっているのではなく、スプーンのように深みがあるのです。
この深みがあることによって、ご飯を優しく、ふんわりとよそえるのです。
また、たっぷり盛ることもできます。
この深みのある形状が、使って頂く方から支持を得ています。
もちろん、汁物にも、取り分けにも使用できます。
もう一点、左写真のように、先端を浮かせて置くことができますので、衛生的です。
使い方としては、使用前に、一度水に付けてから使用いただきます。
水分が凹部に入り込みますので、ご飯が付きにくくなります。
洗浄の際は、中性洗剤と柔らかいスポンジ等をご使用下さい。
タワシやクレンザー等を使用すると傷が付いて、くっつく原因になります。
なお、表面に付着物が残るとくっつきやすくなりますので、基本的には、きちんとお手入れいただきます。
こちらのようなキッチン用漂白泡スプレーをかけ、1時間程度放置すると機能回復に効果的です。
食器洗浄機にも対応いたしています。ちょっとしたアイデアで、使い心地は変わって来るものです。