昨冬の傾向なのですが、1人2人用の小さな土鍋を実店舗で
お探しに来られる方が多かったです。
核家族が増えて、お鍋も基本的には小さめのものが主流となっています。
ただ、家族が多くても、食べる時間がまちまちで
1人分づつ作る手間を惜しまない方もいるのかもしれません。
やはり、出来立ては最高のご馳走です。
ちょうど、受験のシーズンにもなりますので、心ばかりの夜食に
お鍋でうどんなどを作ってあげるお母さんも多いのかもしれません。
そして、意外に小さめで、それなりの土鍋がない。
そこで、当社では、ご飯鍋かまどさんで有名な三重県の長谷製陶さんの伊賀土鍋をお勧めしています。
伊賀の地は、その昔、琵琶湖の湖底であったため、その地層からとれる陶土は
耐火度が高く、江戸時代から土鍋が作られてきた歴史があるそうです。
また、その陶土はたくさんの小さな穴といいますか、多孔性素地の特性のため、
熱を蓄えて食材の芯までじっくりと火を通して旨味を逃がさないと言われています。
それよりも、材料まで国産地産とは嬉しいですね。
さて、大きさは2人用にも対応する750ccのものをご提案します。
1人用でしたら、多めの感じですが、大は小を兼ねます。
なお、吸水性のある素地でもありますので、使い始めは説明書をよくご覧の上で、
お粥を炊かれて下さい。水漏れを防ぎます。
それにしても、国内の窯元がきちんと堅実に物づくりをされている姿は素晴らしいです。
一度、伊賀の地、長谷園にも寄ってみたいと思っています。
物づくりの現場を見学できますし、長谷さんの器で季節の料理が楽しめます。
なんと、俳聖と呼ばれる松尾芭蕉の出身地でもありますから、一句生まれるかもしれません。
皆さんもいかがですか。詳細はこちらの長谷園をご覧下さい。
オーソドックスな白い土鍋で、よりスマートな印象です。
蓋や持ち手周辺は、釉薬がかかっており、
ツルツルした風合いで輝いています。
周囲が白いので、中の食材もより引き立つでしょう。
持ち運びもしやすいです。
こちらの商品は只今実店舗のみの販売となります。