蒸し器の続編です。メードインジャパンで推奨したいのが、
三重ブランドの長谷製陶さんの鍋。
フライパン倶楽部での定番にも、伊賀焼きかまどさん等があります。
三重ブランドとは、聞きなれないですが、三重県が認定する故郷ご自慢の商品のようです。
さて、長谷さんの商品には、工夫があります。
「土鍋で蒸し物!」という従来にない発想です。
しかし、考えてみれば、中華セイロのように適度に水分も吸収しますし、遠赤外線効果もあり芯から熱を入れることができる。
陶製すのこ(下写真参照)を取れば、そのまま土鍋としても使える形状です。
ただ、同サイズの土鍋に比べると、やや量が限られる印象です。
蒸し料理もいろいろですが、長時間の蒸し物というよりも、特に蒸し野菜には重宝しそうです。
長谷さんの商品は、土の温もりを感じさせてくれます。
中国製や安価な日本製の土鍋に比べて、高額ではありますが、
作り手の心を感じさせてくれるものがあります。
その土鍋の温もりに、土から生まれた野菜たちも、自分の故郷に帰った心地で
おいしくなるのかもしれません。
土ものは、ややお手入れに気をつかいますが、もっと見直しても良いですね。
日常的な蒸し物は、野菜が定番のようにも思います。
特に、ココ豊橋は、今はキャベツに、ブロッコリーに、菜の花に、
春野菜の収穫期を向けています。豊橋ブランドの野菜を、日本の心の源流のような
長谷さんの土鍋で蒸せば、最高の味わいを楽しめそうな気がするのです。
こちらのお品は、只今実店舗のみの扱いとなります。